白梅学園の母体となる社会福祉法人学正会では、持続可能な社会のためにSDGsの取り組みを実施しています。
白梅学園では、地域緑化活動やアクアポニクスに取り組んでいます。
魚の養殖と野菜の水耕栽培を融合したアクアポニクス
アクアポニクスとは、魚の養殖「アクアカルチャー(Aquaculture)」と水耕栽培「ハイドロポニクス(Hydroponics)」を融合させたもの。つまり魚の養殖と野菜の水耕栽培を一体化させたシステムのことです。
- 上部に植物の水耕栽培、下部にて魚の飼育をおこなっています。
- 魚に対してエサを与えると、アンモニアが豊富な排泄物が出ます。こうしたアンモニアはバクテリアによって硝酸塩や亜硝酸塩に分解されます。
- 水耕栽培において硝酸塩は植物の栄養素として取り込まれ植物が生長することを促します。また植物の根がフィルターの役割を果たすことにより、水が浄化され、下部の魚の飼育ベッドに再循環されます。
- 上部で育てる植物は、基本的には何でも水耕栽培が可能です。
白梅学園では、上部でハーブを栽培し、下部では金魚を飼育しています。
学正会で取り組んでいるアクアポニクス
レタスの水耕栽培に取り組んでいます。収穫したレタスは高齢者施設や保育園の給食にて皆様に提供しています。